一般

日本内科学会雑誌の3月号の過去問

日本内科学会雑誌の3月号に前年度の認定医試験の過去問の抜粋が載る。過去3年分ぐらいは必ずやること。私は5年分やった。5年前のものは、やや内容が古い印象がある。「オレンジ本」などと比較すると難度は易しめ。逆に言えば、3月号の過去問に手こずるような…

試験勉強は早めにはじめる

何を当たり前のことをと思われるだろうが、私はこれで失敗した。病歴要約の締め切りが大体2月。それから試験まで約5ヵ月。病歴要約を仕上げてから試験勉強を行っても十分間に合うだろうと考え、実際に間に合ったのだが、結果的には効率的ではなかった。過去…

病歴要約の書き方

日本内科学会雑誌に「病歴要約作成の手引き」があるので、必ず全部目を通すこと。斜め読みではいけない。手引きに従った書類を作成する能力は、医学的な能力と同じく、医師にとって重要である。たとえば、「薬剤名は原則として一般名で記載する」とある。こ…

認定医試験に出る問題の多くは臨床で役に立たない

臨床の現場では、SLEの診断基準は覚えなくてもよい。本に書いてあるからだ。Wegener肉芽腫症で陽性になるのが、PR3-ANCAだったか、MPO-ANCAだったかも、本に書いてある。血液が専門でなければ、骨髄像を読めなくてもよい。腎臓が専門でなければ、腎生検所見…

会場での注意

私は2007年の東京会場で受けた。7月にしては珍しく直撃しそうな台風が来ていたため、飛行機をキャンセルして早めに新幹線で現地入りした。ホテルは会場のすぐ近くのルートイン五反田。試験はたいていそうだが、前日は十分な睡眠をとるべし。一夜漬けでやった…